大脳皮質の神経回路モデル BESOM の現状

研究の進捗状況について報告しておきます。

一目見ただけで「大脳皮質のアルゴリズムが解明できた」ことを示せるデモはまだまだできそうもないですが、数ノード程度のBESOMネットの小規模なシミュレーションが動きつつあります。アルゴリズムもかなり具体化しました。近いうちにテクニカルレポートとして web で公開する予定です。

現在実装されている認識アルゴリズムはノード数 n に対して O(n^4) の計算量ですが、ネットワークにスパース性の制約を入れることで O(n) にまで下げられる見込みが立ちました。脳も O(n) のアルゴリズムを採用しているはずなので、BESOMは大脳皮質のアルゴリズムとしての必要条件を満たすことになります。工学的にも価値が高いと思います。

今まではほぼ1人でやってきましたが、今後は東大情報科学科細谷研をはじめ、多くの研究室と連携を深めていきたいと思っております。

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