第3回 全脳アーキテクチャ勉強会 -海馬とSLAM- 参加者募集開始

次回の参加者募集が始まりました。 下記サイトから参加登録、よろしくお願いします。
第3回全脳アーキテクチャ勉強会 -海馬とSLAM- : ATND

日時: 4月22日(火曜日) 18:25-20:45 (開場: 18:15)
場所: 新橋
テーマ:海馬とSLAM
講演者:
•佐藤直之(はこだて未来大)
•横塚将志(産総研)
•山川宏(富士通研)


私はこれまで海馬周辺の詳しい勉強は後回しにしてきたので、今回の勉強会には非常に期待しています。

海馬は、動物にとって環境の地図を記憶したり移動のナビゲーションに使われる重要な器官です。
人間ではさらに、文脈に依存しない宣言的知識を記憶したり思考の過程で必要となるワーキングメモリの一部に関与している可能性があります。
したがって、ナビゲーションという比較的簡単なタスクから海馬の働きを理解することで、思考というヒトの脳の高次機能の中心的機構も同時に解明される可能性があります。

一方でSLAMとは最近のロボットのナビゲーションで使われる標準的技術で、環境の地図と自己位置を同時に推定するというものです。SLAMと海馬は役割がよく似ており、SLAMを理解することは海馬の機能を推定する上で役立つ可能性があります。

実は最近、SLAMはHMM(隠れマルコフモデル)として実装されることがあるという話を聞いて衝撃を受けました。HMMはベイジアンネットの一種なので、SLAMとベイジアンネットを使った大脳皮質モデルはとても相性がよいと期待されます。
それどころか、やっかいだと思っていた海馬と大脳皮質の連携モデルの作り方が、
ほとんど一意に決まってしまう可能性もあります。

本当にそんな簡単な話ですむかどうかは、今回の勉強会で講演者のみなさんのお話を
聞いて判断したいと思います。
非常に楽しみにしております!

コメント

No title

こちらこそ、いきなり質問しておいて、略語のままで大変失礼だったと、
反省しきりです。ご容赦ください。

時間方向を圧縮しての情報表現獲得、海馬に興味がより惹かれるようになりました。
今後共ブログを楽しみに拝見したいと思います。
ご指導のほどよろしくお願い致します。

No title

DNN は deep neural network ですね。
ダイナミックベイジアンネットの略のわけがない。お恥ずかしい。(^_^;)

No title

"CD-DNN-HMM" 全体で1つの固有名詞でしたか。(^_^;)
脳と近縁といえば近縁だと思います、たぶん。

No title

略語で失礼いたしました。
context dependent deep neural network HMM です。
http://research.microsoft.com/pubs/144412/dbn4lvcsr-transaslp.pdf
第2回全脳アーキテクチャでPFIの方が紹介されていたかと思います。
音声認識で高精度を出して注目されました。

No title

DNN はダイナミックベイジアンネットでしょうか。
HMM は DNN の一種ですね。
海馬と大脳皮質を合わせた全体が DNN である可能性があると思います。
CD はなんですか?

No title

CD-DNN-HMM は海馬と大脳皮質の連携モデルに近縁と
考えられる、ということでよろしいでしょうか?

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