Deep Learning が NYT のフロントページの記事に

Hinton らによる deep learning の大躍進が、
24日の The New York Times のフロントページで取り上げられたようです。
Scientists See Advances in Deep Learning, a Part of Artificial Intelligence - NYTimes.com

それをうけて本家スラッシュドットにエントリがたったり、
いろいろなブログで取り上げられたりしているようです。

このブログでは「おちつけ、人工知能までにはまだ遠い」という論調です。
Is “Deep Learning” a Revolution in Artificial Intelligence? : The New Yorker
このブログの最後は、
「Hinton は今までよりよい はしご を作ったが、はしご では月に行けない。」
としめくくっています。

deep learning から人間のような知能に到達するまで
まだまだやることがたくさんあるのはまったくその通りです。
ですが、私の感覚では、現在の機械学習技術は、
はしご ではなくV2ロケットくらいまでには到達していると思います。

月に行くまでは、V2ロケットだけではだめで、
生命維持とか着陸船とかドッキングとかまだまだやるべきことが多いのは確かです。
でもブラウン博士は月も意識しており、ロケットの性能改善という
地道なアプローチは結果的に全く間違っていなかったと思います。

人間のような知能を実現するために本質的に必要なのは、
あっと驚くような未知の技術では決してなく、
地道な機械学習技術の性能改善以外にありません。

deep learning は、それに大きく貢献していると思います。