BESOMによるグリッド細胞の再現 その2

前回のブログで書いた実験で、
3つのユニットのうち2つは、受容野が2つにしか分かれなかった理由を
考えてみました。


まず、1つめのノードの3つのユニットの基底ベクトルがこうだとします。
(受容野があるところを1、ないところ0で表現しています。)

ノード1 ユニット1:111000000
ノード1 ユニット2:000111000
ノード1 ユニット3:000000111


このノードと独立に発火するもう1つのノードの基底ベクトルの1例として
次のようなものが考えられます。

ノード2 ユニット1:100100100
ノード2 ユニット2:010010010
ノード2 ユニット3:001001001


これが1次元版のグリッド細胞です。
しかし次の例でも独立になります。

ノード2 ユニット1:100010001
ノード2 ユニット2:010001100
ノード2 ユニット3:001100010


先日獲得された基底画像はこれに相当するようです。
こちらの方が、1がとなりあうところが2か所あり、
ぼかした入力に適合しやすいのかもしれません。
これは、とびとびの受容野は持つものの、まだグリッド細胞とは言い難いです。

よりグリッド細胞らしくするには、近傍学習を入れたり
入力のぼかし具合を変えるなどの調整が必要そうです。