「近似 belief revision に基づく大脳皮質の認識モデル」

8月に国際会議 IJCNN 2011 で発表してきます。

Yuuji Ichisugi: "Recognition Model of Cerebral Cortex based on Approximate Belief Revision Algorithm", To appear in Proc. of IJCNN 2011.
[ paper ]

Monday, August 1, 5:30PM-6:30PM に oral で発表の予定(変更の可能性あり)。

大脳皮質の認識アルゴリズムのモデルの出発点として、
「近似 belief revision アルゴリズム」を提案しています。
モデルは今後も改良が必要だと思っています。
近似精度はよくないですが計算量が少ないので、
大規模化への1つの重要なステップになると思っています。

大脳皮質のコラム構造・6層構造との対応は、 max を使うようになった分だけ
「近似確率伝播アルゴリズム」[Ichisugi 2007] よりは良くなってます。

論文の最後で belief revision で「注意の正規化モデル」を再現することは
重要な future work である、と書きましたが、
予備実験ではうまくいってます。
belief revision アルゴリズムの BEL(x) の値を総和で割って正規化することで、
「注意とコントラストとニューロン応答の関係」や
「特徴ベースの注意はチューニングカーブを鋭くする」
などの現象を再現することができてます。
ただ、実験に使ったベイジアンネットの構成に不自然なところがあるのを
直さなければいけなくて、他に優先度の高い仕事があるので、
論文になるのはずっと先だと思います。