noisy-OR の表現力

BESOMモデルは、 noisy-OR に似た条件付確率表のモデルを仮定していますが、
それだと複数の変数の交互作用が表現できないので表現力がかなり制限されるのではないか、
という質問をまた受けてしまいました。

事実、大脳皮質の生成モデルとしての能力は弱いと思います。
小脳損傷患者はなめらかな運動ができないし、
絵心のない人は、書こうとする絵のイメージを明確に頭の中に描けない。

しかし、BESOMの信号源と出力の間に中間層をもうけて、
中間層のノードの数を十分多くすれば実質的にノンパラメトリックモデルになり、
任意の数の信号源の間の任意の交互作用が表現可能になるのではないかなあ?

そうだとすれば、(信号源に対して指数関数的な中間ノード数が必要ですが)
このモデルは万能と言えると思います。
ちゃんと実験して結果を可視化してして示さないとだめですが。


一方、普通の noisy-OR モデルを3層にすると万能かというとたぶんだめで、
BESOMのような中間層のノード間競合の機構が必要だと思います。